トツキトオカ会いたくて仕方がなかった我が子と対面
いとおしいわが子と対面したのは束の間、産後間もない身体の痛みや間隔の短い授乳に睡眠不足が続き疲労感が出てくることも。今回の記事では、そんな時におすすめの産後ケア事業を紹介します。産後ケア事業とは?
産後はホルモンバランスの乱れから気分が落ち込んだり、悲しくなったりと情緒不安定になることもあります。そんな産後間もないママたちを支援する事業で、近年行政だけでなく民間の事業者が参画しつつあります。身近な病気『産後うつ』
産後うつは、約10人に1人が発症すると言われており、非常に身近な病気です。産後うつは慣れない育児や数時間おきの授乳などで睡眠不足も続き、疲労が溜まり発症する場合があります。どうしてもママは『我が子だから』と責任感を持ってしまいがちですが、つらい時は我慢せず産後ケア事業を利用するのも手段のひとつです。産後ケア事業の種類
一言で『産後ケア事業』と言ってもさまざまなサービスがあります。
▷宿泊(ショートステイ)型
▷通所(デイサービス)型
▷居宅訪問(アウトリーチ)型
自分が施設へ赴き宿泊やデイサービスを受ける方法や自宅にヘルパーさんが来てくれ心身のサポートを受ける方法などがあります。また、自治体によって利用料金や提供サービスが異なります。(市町村によっては産後ケアを提供していない場合もあります。)
利用までの主な流れ
行政へ事前利用申請の手続→利用承諾書の通知→サービス事業者(産院や助産院など)へ予約→利用
自治体によっては事前利用申請を妊娠中に行うことができる場合もあります。事前に手続きを済ませておくことで産後まもなく利用することができるので問い合わせてみるのも良いかもしれません。
筆者が実際に利用してみた
利用のきっかけ
第二子出産時、里帰りをしなかったことや夫が育児休業を取れなかったこと。上の子の相手もしなければならない…家事もしなければならない…と次第に疲労が溜まり、イライラしたり悲観的になることが増えてしまいました。そんな中見つけたのが自治体の産後ケア事業でした。いざ産院へ!
筆者が居住している自治体では数カ所の産院が対象。上の子が保育園に行っている間にリフレッシュしようと6時間のデイサービス型を予約。 産院から教えてもらった準備物を持って、いざ我が子と産院へ。 助産師と赤ちゃんの授乳方法(母乳orミルク)の打ち合わせや利用目的(リラックスを伝えます。利用目的が『リラックス』と言いにくい…なんて全然そんなことありません!助産師さんからも『今日は一日ゆっくり休んでいいからね』と言われた瞬間、肩の荷が降りた気がしました。 この日は赤ちゃんの泣き声を気にせず仮眠をすることができたり産院の美味しいご飯をいただいくことができました。 また、助産師に授乳方法や育児の相談もできたり希望すれば身体のマッサージを受けることができる!なんて施設もあります。筆者が利用した産院もオプションでマッサージを受けることができたのでしっかり利用してきましたよ◎民間運営の産後ケアホテルも登場
近年ではリゾート型の産後ケアホテルも登場しています。旅行好きだけど赤ちゃんがいるとしばらく旅行へ行けない…って方も、家族みんなで産後ケアホテルに宿泊し旅行気分を味わうこともできますよ。
マームガーデンリゾート葉山
マミーキャンプ東京ベイ
産前産後ホテルぶどうの木